芸能界もの、話の発端は、幼なじみへの復讐。その言葉の響きほど、暗いものでなく、当人の気持ちとは別に笑えるシーンがあったり、互いを知り尽くした二人の掛け合いが面白い。他にも、見てて気持ちの良い見せ場シーンがある。勿論、恋愛要素もあって、キャラクターの相関だけ見ると、普通の少女漫画のようだけど、進展はのんびり。海外にて「ロマンティックコメディ」の括りに入るよう。
スキビに限らず、仲村佳樹さんの感想・批評などで見かける言葉は、独特のノリ・テンポ・コメディ・擬音。これらが気にに入る入らないで、嵌り具合が大きく変わると思う。良さでもあるが、逆に気になる点としてもあげられることがある。面白いという言葉も勿論だが、言動に引くといった感想もちらほら。漫画らしい漫画とも言える。絵柄については、足と顎(アゴ)が長くなる傾向があり。話の流れが丁寧になると、それに良さを感じたり、進み具合を遅く感じたりと好みで分かれる感じ。