特集「スキップ・ビート!」 ぱふ 2005年8月号 雑草社
ぱふ 2005年8月号
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- 表紙 : 森薫「エマ」
- [参考 → 雑草社*OFFICIAL SITE (ぱふ 2005年)]
- 巻頭特集 : W特集 / 森薫「エマ」 柴田亜美「カミヨミ」
特集 仲村佳樹「スキップ・ビート!」
「ショービス界立身出世コメディ、いまが読みごろ!」
一味違う芸能界ステップアップ・ストーリーを堪能しようというもの。画像とコメント付きで紹介 (p 28〜33 計6ページ)
※簡単に内容・感想です。ぱふの記事内容の都合上、作品のネタばれを若干含みます。
内容について
- 『スキビ』の主人公たちの紹介とストーリー (ページ数:4)
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- SKIP1:これぞ『スキビ』の看板役者! (最上 キョーコ・不破 尚・敦賀 蓮)
- SKIP2:キョーコ、芸能界への道!! (1巻の内容)
- SKIP3:いつだって波乱万丈芸能界 (2〜12巻の内容)
- 仲村佳樹筆記インタビュー (ページ数:2)
- 「スキップ・ビート!」の魅力について仲村佳樹先生にアレコレ聞きました!
初の芸能界ものということで何やら苦労の連続の様子???
- 人知れず涙しながら描くことも
- 当初は8巻くらいでの完結予定だが、予定がずれた一番の要因は何だと思うか?
- 原型の話・学園ものについて、キョーコ以外に重なっているキャラは?
- 芸能界モノを描くことの一番の不安は?
- 予想よりも楽だった(楽しい)ことは? 反して辛かった(苦しい)事は?
- 連載開始時、作品の展開をどのあたりまで考えていたのか? ラストまで考えているのか?
- 構想と今とで大きく変わったのは?
- 動かしやすい・動かしにくいキャラクターは? 理由も。
- 活躍させたい(描きたい)キャラクターは?
- 気をつけている点は?
- 連載開始時の自分にアドバイスをするなら?
- ネームに時間がかかるんです
- 尚のプロモーションビデオのあらすじは、エピソード用に考えたものなのか?
- プロモ編で、尚の違う面が描かれていた。当初の予定通りなのか?
- 美森について。読者の反応は?
- モー子さんの大家族について。
- 身近に大家族の方がおられるのか?
- 先生は、どんな子供だったか?
- 飛鷹の登場の機会はあるのか? キャラクターの背景はどの程度考えているのか?
- 「DARK MOON」編について
- エピソードは当初から考えていたものなのか?
- 作中作の内容や登場人物の設定などもあらかじめ考えているのか?
- 作中作のアイデアのストックは何本ぐらい?
- 演技者の壁にぶつかったが、これを機に、蓮の過去や心情が明らかになっていくのか?
- 色恋ネタの展開について。今の気持ちは?
- 10年越しで悟りました
- スキビを登山に例えたら、今どのあたりなのか? 頂上へは辿りついたか?
- これからのスキビで、やってみたいことは?
- スキビを描く上で、大切にしていることは?
- キョーコ、蓮、尚の3人に一言
- 漫画家になりたい・目指している人達へアドバイスまたはメッセージ
- ぱふ読者へのメッセージ
感想・気になった事について
ダイジェスト版という感じで、ストーリーが分かりやすかった。仲村先生がどんな風に話を考えているのかが少し分かる。
読んでて気になったのは、描き辛い・手に負えないとコミックでも書かれていたと思うが、ここでもあって「連載開始時の自分にアドバイスをするなら?」の質問の回答で、
『そんな設定の男(蓮)はあとで泣くからおやめなさい』ですかね。冗談でなく。本当に泣きながら描くんです。
ぱふ 2005年8月号 p32 『仲村佳樹筆記インタビュー』連載開始時の自分にアドバイスをするならの回答 より
本とに切実になんだと、ここは笑ったら駄目なところは思いつつも、蓮の難しさが現れてて面白かった。
あと驚いたのが、連載開始時、作品の展開をどのあたりまで考えていたのか?の回答で、「蓮が『天手古舞い』で悩むあたりまでは決まっていたかな…。
(p32より)」と、4巻ぐらいまでのだった。それでラストは決まってないというのが、話が続いて嬉しいような、終りが気になるような複雑な心境。(2007/10/10 山田)
2008.11/14
- 補足1:『雑草社』出版の「ぱふ」は、月刊(毎月30日発売)の漫画情報誌。コミックスレビューやインタビューなどがある。
- 補足2:インタビューについては、どんな質問かだけを記載しています。