特集「スキップ・ビート!」 ぱふ 2004年7月号 雑草社
ぱふ 2004年7月号
- 表紙 : 門地かおり
- [参考 → 雑草社*OFFICIAL SITE (ぱふ 2004年)]
- 巻頭特集 : 「CLAMP 〜デビュー15年間の軌跡〜」
特集 仲村佳樹「スキップ・ビート!」
今までの見所のシーンを画像とコメント付きで紹介 (p 30〜35 計6ページ)
※簡単に内容・感想です。ぱふの記事内容の都合上、作品のネタばれを若干含みます。
内容について
- 見所のシーン (ページ数:4)
- キョーコ、芸能界の階段を登れ!・キョーコと敦賀蓮・キョーコVS不破尚
- 仲村佳樹筆記インタビュー (ページ数:2)
- 「まだ恋愛の「れ」の字も巻起こらないのが不安です」
- 連載当初はどう思っていたか? クレパラを超える長編になるか考えているのか?
- キョーコは同姓に人気があるが(「まんがベストテン」女性キャラクター部門で3位など)、それについての感想。
- キョーコの原型について。変わってきた事は?
- 「怨キョ」の発想はどこから? 原型にもくっついていたのか?
- 冒頭の「自分で鍵が開けられない箱」について。モデルになった話はあるのか?
- 芸能界なため、美男美女の登場が多くなるという「しばり」は大変か?
- 「ラブミー部」の制服について。
- 必殺技『桂剥き』の発想はどこから?
- 「プリンセス革命」の展開について、読者の反響は?
- 女の子同士の友情を描くことについて。
- 敵役っぽいキャラについて。本当に嫌な人というのは登場しないが、意識的なのか?
- 前フリなく「モー子さん」と呼んだ事について、それは意識してなのか?
- 各エピソードの切り抜け方について。苦労したエピソードは?
- 「坊」として尚に会ったときについて。
- 尚が蓮と並立するまで、7巻分ぐらい掛けたことについての不安は。
- 坊の今後の活躍について。
- 性格が良く意地悪な複雑な蓮を描くことについて。
- 難易度について、変わったキャラは?
- ローリィのコスプレ、お気に入りは?
- ブリッジロックなど脇キャラの登場予定・キャラの設定について。
- 芸能界について、一番分からないのは?
- ドラマCDについて、参考・意外だったこと?
- 印象深い・気に入っている・苦労したシーンは?
- 付録・全サで気に入ったものは?
- 愛犬自慢。「ぱふ」の読者にメッセージを。
感想・気になった事について
見所のシーンは、今までのダイジェスト版のようなもので、シーン別に解説されてて、分かりやすい。
インタビューの内容は、スキビの特集は初めてだったため、質問内容は1巻冒頭の言葉から始まり、9巻ぐらいまで。
2002年に連載が始り、この特集が2004年と1年以上経っているせいか、質問に対しての回答で少ないのがあった(覚えてないなど)。あと回答が、質問の意図とは少し違うような感じがしたのがあった。読んでて、気になったことは、
キョーコは前フリなくいきなり「モー子さん」と呼びはじめて、それに奏江が普通に返事をしていたのが、妙におかしくて好きなんですが、意識してそうしたのでしょうか?
ぱふ 2004年7月号 p34 『仲村佳樹筆記インタビュー』 より
インタビューアーのこの質問、言われてみれば確かにと思った。初め、もーもー言う人で普通に心の中で「モー子さん」と呼んで、キョーコの中では定着してて、ラブミー部2号になった時には、もう普通に奏江が返事してた。これこそ、もーと怒りそうなのに。その回答が、「奏江のキャラのせいだと思う」だったので、どうやら質問の意図が変わって、「モー子さん」と呼んだ理由になっているよう。
次に気になったのは、ローリィのコスプレで一番気に入っているものは?の回答で、
とっておき(ハート)をまだ出していないので一番はまだ無いです。
ぱふ 2004年7月号 p35 『仲村佳樹筆記インタビュー』 より (本文中の“ハート”は記号です)
一番はまだ無いというもの。この雑誌が発売されたのが、2004年なので、それ以降に「とっておき」が出た可能性は無くは無い。ローリィ好きとしては気になるところ。
10巻以降で、印象に残った仮装というと、ドラマ『月籠り』撮影時の仮面舞踏会風(オプション:パーティセット、踊る人達)、海賊(オプション:豪華な船)。果たしてどれなのか、ローリィの仮装は、毎回かなり手が込んでいると思うので、どれなのか良く分からない。まだ出てないのなら、それはどんなのかが気になるところ。(2007/06/22 山田)
2008.11/14
- 補足1:『雑草社』出版の「ぱふ」は、月刊(毎月30日発売)の漫画情報誌。コミックスレビューやインタビューなどがある。
- 補足2:インタビューについては、どんな質問かだけを記載しています。