近未来もの、ヤクザが沢山。だから抗争・麻薬といった少女漫画っぽくない事柄も沢山。強面のおじさん・お兄さんがかなり出没。でも内容は、アクション・コメディ・友情・兄弟愛といったものが中心で、こてこての極道ものという感じではない。あと近未来ものといっても、世界観はさほど今と変らず、施設や社会として近未来的なのがあったりする。
話は、読切・連載当初は単発が多い。中盤に入ると、主人公 司の出生に関連していたりで、一つ一つ繋がっていく。
司のキャラは、他の作品と共通して変っている。気持を言葉だけでなく、踊ったり歌ったりで表したりする。組長の竜二は、幼い頃から三代目組長としての厳しい教育を受けてきたせいなのか、作者の好みなのか、心身共に中学生にはとても見えない(本気で忘れるぐらい)。そんな竜二も司といるときは、年相応っぽくなる。